「きゃ、ちょっと!何するのよ!!」
僕の手はマッサージをしていたふくらはぎから徐々に這い上がっていき、今はネネちゃんのスカートの中、太腿に触れていた。
「え。だって『余裕』はない方が良いんでしょ?
『余裕』を取っ払ったら、こんな美脚をただ触ってるだけなんてできなくなっちゃったv」
「馬鹿ー!!そういうことを言ったんじゃないでしょ!!///
って、やだ…ちょっ…」
普段はここまで嫌がらない。きっとネックはあれだ。
「嫌?」
「嫌!!何考えてるのよ!///
今まで、おばさんが居た時に誘ってなんかこなかったくせに!」
そう、今日は母さんが家に居た。
一応気にするかなー、なんて思って母さんがいる日は誘わないでいたんだけど。
まあ、やっぱりだめですよね。
僕は気にしないんだけどなー。
「…ちぇー。」
なんて、ぶーたれてみせると、
「ふんっ!」
って体を突き飛ばされた。
僕の体は倒れて、部屋の中で大の字になってしまった。
ちょっと頭を打ってしまった。痛い。
視界が変わって、顔の横には僕の鞄が現れた。
そういえば、帰ってくる途中ネネちゃんと一緒に寄ったコンビニで、お菓子を買ったのを思い出した。
「あ、ネネちゃん、そういえば…」
身を起しかけて、固まってしまった。
ネネちゃんが僕の上に跨り、キスをしてきた。
彼女の長い髪が僕の顔にかかる。
「え…?」
「続けて。」
「はは。」
なんだ。
僕の思い通りに事が運ぶのが気に入らなかったんだね。
主導権、握りたかったんだよね。
「仰せのままに、姫。」
すいません(= =;)
いろいろと遊んでしまいましたっ(汗);;
たまにはこんなのも面白いかと思いまして…。